なぜ買う前に少し待つの?
PauseBuy は、本当にうれしいことにお金を使う手助けをしたいと考えています。研究でわかっていることと、まだわからないことを紹介します。
「する」か「持つ」か
証拠の強さ:中平均すると、「する」ことに使ったお金は、「持つ」ものに使ったお金より、少し多くの幸せにつながります。
限界:効果は初期の研究より小さく、一部は出版バイアスの可能性があります。不快な体験やひとりの体験では差が小さくなります。
出典:Weingarten & Goodman 2020, Journal of Consumer Research141件の研究、d ≈ 0.38
待つ楽しみ
証拠の強さ:中体験を待つ時間は、モノを待つ時間より楽しいことが多いです。楽しみに待つこと自体が喜びの一部です。
限界:待つ時間が楽しいことは示しましたが、待つとあとで幸せになるとは示していません。
出典:Kumar, Killingsworth & Gilovich 2014, Psychological Science4件の研究(経験サンプリングを含む)
時間を買う
証拠の強さ:中時間を節約するためにお金を使う人は、生活満足度が少し高い傾向があります。
限界:ほとんどが調査研究です。因果を調べたのは、ひとつの都市の60人による小さな実験だけです。
出典:Whillans, Dunn, Smeets, Bekkers & Norton 2017, PNAS6つのサンプル、n = 4,469、d ≈ 0.24
人のために使う
証拠の強さ:中一部を人のために使うと、少し幸せになることが多いです。
限界:事前登録された追試では、3つの実験のうち2つで再現され、差は小さいものでした。
出典:Aknin, Dunn, Proulx, Lok & Norton 2020, Journal of Personality and Social Psychology3つの実験、約7,900人
自分に合った使い方
証拠の強さ:弱性格に合ったお金の使い方をしている人は、生活満足度が高い傾向があります。
限界:まだひとつの研究チームだけの結果です。独立した追試は見つかりませんでした。
出典:Matz, Gladstone & Stillwell 2016, Psychological Science76,000件以上の銀行取引
新しさは薄れる
証拠の強さ:中新しいものの喜びは、時間とともに薄れていきます。意識して味わい、変化を加えると、薄れ方がゆっくりになります。
限界:参加者は大学生で、追跡は3か月だけです。
出典:Sheldon & Lyubomirsky 2012, Personality and Social Psychology BulletinN = 481、3回の測定
手元のお金
証拠の強さ:弱すぐに使えるお金が手元にあることは、収入とは別に、高い生活満足度と関係しています。
限界:イギリスの1つの銀行の顧客を1時点で調べたもので、どちらが原因かはわかりません。
収入と幸せ
証拠の強さ:中平均すると、収入が高いほど幸福感も高くなりますが、その伸びはだんだん小さくなります。何を買うべきかは教えてくれません。
限界:相関研究で、多くはアメリカの働く大人です。最も幸福感が低い人では、ある程度の収入から伸びが小さくなります。
出典:Killingsworth, Kahneman & Mellers 2023, PNASアメリカの大人33,391人、経験サンプリング
まだわからないこと
証拠の強さ:弱「少し待つと後悔が減るか」について、信頼できる研究はまだ見つかっていません。データは少なく、十分に確かめられていません。
だから PauseBuy の「待つ」は、リスクの小さい習慣であって、保証ではありません。待ったあとも欲しければ、それでいいのです。欲しくなくなったら、その答えも役に立ちます。
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